Home > ジンバブエ、1000億ドル札を発行
アフリカ南部に位置するジンバブエ共和国は現在、年間インフレ率が220万%を超えるなどハイパーインフレに見舞われています。2008年5月に固定相場制から変動相場制に移行したのが原因となりインフレが一気に加速、日に日に状況が悪くなっている中1000億ドル札の発行となりました。
既に天文学的な数値となっていますが、昨1月には1000万ドル札、4月に5000万ドル、5月に1億ドルと2億5千万ドル札が発行されてきたことを見れば、いかにインフレが加速しているのか窺い知れます。
歴史上のインフレでは、第一次世界大戦後のドイツが100兆ドイツマルクを発行したことで有名です。また、第二次世界大戦後のハンガリーでは、1垓ペンゲー紙幣も発行されました(1垓=10の20乗)。
インターネットが普及し、地球の裏側でもなにが起きているかわかるようになってから初めて発生したハイパーインフレということで世界の注目を集めているジンバブエですが、28年間在位中のロバート・ムガベ大統領が完全な独裁を行っており、政情不安が続くならばインフレが収まることはないでしょう。
80%とも言われる高い失業率、経済危機の高進、なにより一番大変なのはそんな状況で生活を強いられるジンバブエの人たちです。
現在インターバンクレートで1米ドル = 18,681,527,512.36ジンバブエドル、対日本円で1円 = 175,652,091.27ジンバブエドルとなっています。