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【経済】徐々に落ち着きを見せる。

米国の経済不安をきっかけに始まった年初からのドル安は投資資金のドル離れを加速させ、結果的にあぶれた資金が欧州や新興国、そして原油市場に流れ込み原油高騰に拍車をかけてきました。

しかし、ここ最近は新興国の経済懸念や原油価格の下落などを材料にその流れが逆転し、資金が米ドルに戻ってきています。

米ドルは為替市場で今週半ば対円で7ヶ月ぶりとなる110円を記録し、豪ドルやNZドルなど高金利通貨に対しても上昇しはじめました。サブプライム問題を発端とする米国経済の悪化のあおりを受け米ドルは主要各国通貨に対して売られ続け、基軸通貨としての地位すら危ぶまれていましたが世界的な景気減速をきっかけに他通貨、他資源に逃げていた資金が回帰しています。

とは言え、米国の経済動向が明るいわけではありません。サブプライム問題は下火になったとは言え未だ解決されておらず、原油価格の下落も一時的なものだとする見方が市場では大半を占めています。

NYの原油価格は続落し$140から$115弱まで下がってきています。ガソリン価格も徐々に下がり始めほとんどのところでは$2/L以下になりましたが、値上げに比べると値下げスピードは非常に緩慢です。そんな中、昨日Shellがディーゼル燃料価格を6c値下げしました。近いうちにガソリン価格もディーゼルに続いて値下げされるでしょう。

未だインフレ懸念は払拭されていませんが、政策金利(OCR)も下がり始めNZ経済は徐々に落ち着きを見せているのではないでしょうか。

配信/最終更新 :
2008年08月22日 07時00分
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