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サブプライムから始まった円高

サブプライム問題で円高進む

10月末時点で115円だった米ドルが2006年5月以来の108円台に突入した他、豪ドルも107円から96円台、NZドルもその流れで95円から82円台まで急騰しています。

11月の円高は今までのドル安とは違い、明らかに円が主要通貨全般で買われています。乱高下が大得意な英ポンドも240円から225円まで円高方向に揺れています。通常円高は日本の景気が良いときに発生します。が、今回の円高は株安が大きく影響しています。株安を発端とした金融市場全体が非常に不安定になっていることから、今までのように円のキャリートレードという選択肢が取れなくなってきているため、膨れ上がったキャリートレードの解消が進んでいるのでしょう。

株安の原因はもちろん米サブプライム問題です。日本でも大手銀行が煽りをくって相次いで巨額損失を発表していますが、金融機関の損失に伴なう今後の貸し出しや消費意欲が低下する可能性など経済全体が冷え込む可能性を多分に秘めています。

かなりハイペースで円高に動いていますが、未だ株安傾向に終わりの見えない状況です。そのため今後さらに円高が進む可能性は高いでしょう。その中でも金利差から好調を維持していた英ポンドやNZドルは今後の景気動向にかなり不安感が増しており、割高感が否めないため円に対して下落するのではないでしょうか。

対円レート : 1NZD = 82.00 - 82.10 (11月27日現在)

配信/最終更新 :
2007年11月27日 16時53分
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