Home > NZ情報 > マネー > 為替 > OCR 8.25%で変わらず
ニュージーランド中央銀行(RBNZ)総裁 Alan Bollard 氏は政策金利(OCR)を現行の8.25%で据え置くことを本日発表しました。しかし近い将来利下げすることも示唆しています。
Bollard 氏は今年一杯はインフレが続くだろうと予測し昨年7月から現行のOCRを保っていますが、中期的にはインフレが落ち着くだろうとの見通しを示しました。
世界的に原油高が続く中、日用品・食料品の値上がりが続いており恐らくこの傾向は今後も続くでしょう。そんな中利下げを示唆した裏には住宅価格の急落があります。RBNZは昨3月に住宅価格はピーク時に比べ8%ほど下落するだろうと予測していたのですが、予測を大きく上回り12%ほど急落しています。恐らく来年に向けてさらに下落するでしょう。
OCRを切り下げると預金金利も下がりますが、同時に住宅ローン金利も下がることになります。一昨日お伝えしたように銀行は早々と定期預金金利を下げ始めていますが、住宅市場の下落が続けば徐々に住宅ローンも下がり始めインフレが落ち着いていくのではないでしょうか。
利下げ観測の盛り込まれた声明が発表された後10分も経たないうちに為替市場ではNZドルが急落しています。高金利を背景に実際の価値より高く評価されがちだったNZドルですが、為替も同様に少しずつ落ち着いていくのではないでしょうか。