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ついに市場介入に踏み切る

2007年6月11日(月)、遂にニュージーランド中央銀行( Reserve Bank of New Zealand )が重い腰をあげ、*市場介入に踏み切りました。

先週末に対アメリカドルで22年ぶりにつけた歴史的な高値をさらに更新し(1USD=76.40NZD)、政策金利を 8% と引き上げたことで一層の外貨流入が予想されていたニュージーランドドル(NZドル)ですが、遂にこれ以上のNZドル高傾向が続くと経済的に厳しいと政府が判断し、市場介入を実施したものと思われます。

NZドルは先週末にアメリカドルだけでなく、ユーロや円などほぼ全ての主要通貨で歴史的高値を更新していました。アメリカの利下げ観測が後退し、経済の見通しが多少改善されているとはいえ、NZドルに対する介入、NZドル高の為替市場に対するけん制が遅すぎたと言わざるを得ません。

本日発表される日本のGDPや今週末に予定されている金利見直しによっては多少変化があるでしょうが、ここまでNZドル高傾向が強まっていいる以上、介入が効果を発揮できるか疑問です。

ただ、NZドルという通貨は為替市場においては非常に流通量が少なく、アメリカドルや日本円、ユーロに比べると吹けば飛ぶような競争力の弱い通貨です。そのため介入されたという事実が波及するなど、市場に冷や水をかけることで多少のNZドル高抑制にはなるかもしれません。

今は国際的に弱い立場がニュージーランドにとって良いほうへ働くことを願うというなんとも皮肉な状況です。

対円レート : 1NZD = 91.45-91.55(6月11日現在)


用語説明 - 市場介入
市場介入(しじょうかいにゅう、market intervention)とは、外国為替市場において主に中央銀行などが特定の政策目的をもって取引を行うこと。一般的に自国通貨の為替レートを適正に維持し、急速な為替レートの変動による経済の混乱を避ける目的で行なわれる。

今回は高すぎるNZドルを抑制するために、為替市場においてNZドルの売り介入を中央銀行が行った。

配信/最終更新 :
2007年06月11日 14時28分
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